元本確保型ファンドとは
投資に元本確保はないという人もいますが、そういう仕組みを備えた投資もあります。
元本確保型ファンドとは、あらかじめ決まった割合で満期時に元本を保証してもらった上で投資ができるファンドのことです。
いわば、下方向へのリスクを限定してリターンを狙えるので、このような人にもおすすめです。
こんな方におすすめ
- 元本を失うリスクが怖くて投資できていない方
- ローリスク・ハイリターンの投資を探している方
- 将来の使徒が決まっている資金を決まった年数、できるだけ安全に運用したい方
- 銀行の定期預金などに眠っている資金を、安全に運用したい方
- 外貨資産を作りたいが、ある程度ほったらかしで増やしたい方
【参考】元本保証と元本確保の違い
元本確保型ファンドとそのタイプ
元本確保型ファンドとは、あらかじめ決められた割合で満期時に元本を保証してもらった上で投資ができるファンドのことを言います。
保証は金融機関(主に格付けの高い欧米大手銀行)が保証主となり、ファンドマネージャーは元本が増えるよう積極的に運用していきます。
【もくじ】この記事でわかること
元本確保の仕方
元本確保をする仕組みとして一例ですが、投資元本の70%部分を堅実な債券やオプション、仕組債で運用し、満期時にあらかじめ決めた確保率に到達するような運用をします。
投資元本の残り30%部分にレバレッジを利かして積極運用してより大きなリターンを目指します。
元本確保型ファンドの種類
元本確保型と投資先には、主に以下のようなものがあります。
投資先がヘッジファンドのものです。ヘッジファンドとは「ロング(買い)」と「ショート(売り)」ポジションを常に保有しながら、どんな相場環境でもリターンをあげられるよう(絶対収益)運用しているプロファンドのことを言います。対してミューチュアルファンド(投資信託)というのが一般的に日本の証券会社で販売しているもので、「ロング」しかできない上に投資先資産が予め決まっていて、投資先配分もほとんど決められているため、相場が良い時しか儲けることができません。
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元本確保型ファンド
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満期時に100%の元本を保証してもらいながら、運用期間中金利を毎年受け取り続ける商品です。米国債で運用しているので、米国の金利水準が低くなると、こちらの金利も低くなりますが今後しばらくは金利上昇が見込め、22年5月1日から金利が上昇しています。
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投資先がヘッジファンドではなくS&P500(米国株インデックス)となっているものです。S&P500は過去最高値を更新しているように(2022.1時点)、これまで投資してきた世界中の投資家(主に米国人)は損をしていません。米国のTOP500社へ投資していることからわかるように、世界中で最も有力な企業へ分散して投資をすることができます。またS&P500自体定期的に銘柄変更が行われているため、ダメな企業は除外し、良い企業を採用というアセットアロケーションを自動で行ってくれています。
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15年後に元本の140%(40%の利益)を保証してもらいながら、毎月一定額をクレジットカード経由で積立できる商品です。
積み立てた資産はS&P500に毎月自動的に投資されるため(ドルコスト平均法)、満期時(15年後)に元本の140%を上回っていればそちらのリターンをもらえ、140%を下回っていれば、140%が保証されます。
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20年後に元本の160%(60%の利益)を保証してもらいながら、毎月一定額をクレジットカード経由で積立できる商品です。
積み立てた資産はS&P500に毎月自動的に投資されるため(ドルコスト平均法)、満期時(20年後)に元本の160%を上回っていればそちらのリターンをもらえ、160%を下回っていれば、160%が保証されます。
死亡保障ではなく運用保険商品も、時間が経てば必ず元本を上回ります。
商品や投資額、払込み期間などによって元本が確保されるまでの期間は異なりますが、一括でまとめて資金投入するのも、積み立ててコツコツと投入するのも自由に選べるのも魅力。
また、名義変更で子や孫世代へと資産を受け継いていけるのも魅力です。
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また、元本確保の仕組みをオプションとして装備することが可能な投資もあります。
これらは、口座価値がある程度上昇してから取り入れると良いですね。
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まとめ 元本確保の仕組みを活用して安心な投資を!
日本にはなかなかない仕組みを備えた商品があるのが、海外投資の魅力の一つ。
どのみち、外貨資産の構築は今後必須ですので、安心の仕組みを活用して下方向のリスクをできる限り排除した投資で資産形成をしたいものです。
また、元本確保の仕組みはある条件をもとに設定されていうことがほとんど。
その確認も忘れないようにしたいです。
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