事業をしている人が所得から差し引くことができる「必要経費」の役割を担っているよ!

 

給与所得控除とは

会社に勤める従業員が収入から差し引くことができる、公に認められた経費という意味合いがあります。

 

1年間の給与収入に応じて一律に計算されます。

一般的な会社員の税額計算に関わる控除制度は、給与所得控除の他にも特定支出控除や、基礎控除など各種所得控除があるので、それらの違いを正しく認識しておきたいですね。

 

個人事業主は売上から経費を差し引くことで事業所得を計算しますが、会社に勤める従業員の所得を同様の方式で求めようとすれば、通勤用衣服や靴などの経費をひとつひとつ計算することになり、会社が従業員ごとにこうした手続きを取るのは非常に煩雑で現実的ではありません。

 

そのため、給与所得者にとって経費の代わりとなる給与所得控除で、年収に応じて一律に計算することとなっています。

 

会社勤めの人のほとんどは、年末調整など書類を提出して終わりですが、実際は総務や経理の人が一人一人の納税額を計算していますから、この給与所得控除で収入額に応じて一律に定め、計算や手続きを簡便にしているのですね。

 

所得控除との関係

給与所得控除の他に、給与所得者が受けられる所得控除は全部で14種類あります。

 

所得控除は全部で14種類

医療費控除、雑損控除、社会保険料控除、寄附金控除、生命保険料控除、地震保険料控除、配偶者控除、配偶者特別控除、扶養控除、小規模企業共済掛金控除、障害者控除、寡婦(寡夫)控除、勤労学生控除、基礎控除

 

一般的な会社員の場合、最終的な課税所得は給与収入から給与所得控除と所得控除を差し引いて計算されます。

所得控除は申請や書類が必要ですが、給与所得控除は無条件で控除されます。

控除の種類と違いを把握しておきたいね! 給与所得控除は給与所得者全員が無条件で収入から差し引くことができるよ!

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