投資

元本保証と元本確保の違い 投資に「元本保証はない」と言われるけれど保証と確保はどう違う?

元本の140%が確保されるというインデックス投資は、つまり元本保証ということですか?

というご質問をいただきました。

元本保証と元本確保は異なるので、それについてごく簡単に書いてみます。

 

元本保証と元本確保の違い

ここ最近なら年利20%前後をマークしている「元本確保型のファンド」の募集の案内を時々しています。

 

投資に元本保証はないとよく言われますが、保証と確保って違うのでしょうか。

 

元本保証とは

元本保証とは、預け入れた金額(元本)が減らないように金融機関などが保証し、元本が必ず戻ってくること。

銀行の普通預金や定期預金、債券などがその代表例。

ただ保証されるといっても、債券の場合、発行体が破綻したりすると元本は戻らない可能性もあり。

また銀行預金(日本の場合)においても、元本1,000万円までとその利息については保護されますが、1,000万円を超える部分は、破綻した金融機関の財産の状況に応じて支払われる。

 

元本確保とは

元本確保は、預け入れた金額(元本)が保証されるものではない。(←元本保証との違い)

満期時に元本が確保できるように設計される金融商品などに対して使用され、あらかじめ1年や5年といった期間が決められるのが普通。

多くの場合 あらかじめ決められた運用期間の満期(期日)が来る前に中途解約した場合には元本割れを起こす可能性があり、また、契約者側が自分の都合で契約通りに投資しない場合などは、元本確保条件を満たさなくなり、元本割れを起こすこともある。

 

 

簡単に言ってしまえば、

ポイント

  • 元本保証は、預けたお金(元本)は必ず守られる(保証される)
  • 元本確保は、保証するわけではないけれど、元本を守る方針のもとで運用されたり、元本を守る仕組みを備えていたりする

 

というもの。

 

一見、元本保証のほうが安心できる気がしますよね。

でも、投資・資産運用という観点だと必ずしもそうでもないようです。

 

元本保証とは何か

「元本保証」という言葉自体は、日本では出資法という法律により、銀行や郵便局、信用金庫などの限られた金融業者しか使用することができません。

 

元本保証されている金融商品はノーリスクですが、リターンもほとんどありません。

銀行預金がそうですよね。

 

もし「元本保証」という投資商品があれば違法ですし、そういうものは詐欺の可能性が高いですので、絶対に手出ししてはいけません。

 

元本【保証】にはどんな商品がある?

元本保証は基本的に、途中で換金したりしても元本は返還されるという特徴があります。

具体的には、銀行などの金融機関の普通預金や定期預金、個人向けの国債などが挙げられます。

 

元本保証がある金融商品は、集められたお金で直接、他の金融商品の運用によって運用成績を追及しません。

低リターンですがリスクを抑えた安全性を重視した仕組みとなっています。

 

元本確保とは何か

「元本確保」とは、保証しているわけではないけれど、最終的に最低でも元本は確保する方針で投資・運用されたり、別の所に「保全」されていたりするものです。(参考:カストディアン

 

例えば、iDeCoの元本確保型投資信託では、資金のうちのほとんどを安全性の高いもの(リターンがほとんどないもの)で運用し、わずかな部分でハイリスクハイリターンを狙います。

ハイリスクの部分でたとえゼロになってしまっても、残りの大部分で最低限 元本は確保します・・・ という運用をします。

 

 

元本確保の金融商品に投資する際は、どういう仕組みで「元本確保」されるのか・・・ をしっかり理解してから投資した方がよいでしょう。

 

時々私のブログで紹介する「元本確保型ファンド」は、ヨーロッパやアメリカの大手銀行が元本を確保する仕組みのものが多いです。

 

元本【確保】にはどんな商品がある?

さまざまな「元本確保型」の商品がありますが、

大手銀行が元本確保の仕組みで支えてくれるファンドやインデックスがあります。

こちらは常時契約可能


しっかり増えて元本確保もできるつみたて投資 ITAのSP500

続きを見る

こちらは時々募集があります


元本確保型ファンド

続きを見る

 

 

元本保証との大きな違い
元本【確保】の金融商品の注意点

元本確保の金融商品も、正しく選べば元本を確保する方針や仕組みが整い、しっかりしています。

 

でも、契約・運用途中で解約してしまうと、元本が全額は戻ってこないこともあります。

なので、元本が確保されるための条件をしっかり確認しておく必要があります。

 

元本保証のものは、預入期間や契約期間中に中途換金を行なっても元本部分については全額払い戻しを受けることができます。

でも、元本確保型の金融商品は、中途換金時に元本部分が目減りした状態で払い戻される可能性もあり、必ずしも元本が満額保証されているわけではありません。

 

元本確保型を購入する時は条件に注意する

元本確保型の商品は、投資信託や保険商品に多く見られます。

また一部のファンドも、銀行が元本の一定水準を確保する仕組みを持つものもあります。

 

元本確保されなくなる要件として

 

  • 積み立てを一時停止する
  • 積み立て日を遅れる
  • 期間満了や定められた日以前に解約をする
  • 元本確保の仕組みを提供する金融機関が倒産する

 

などがあります。

 

というと、「元本保証」の金融商品がいいように思いますがリターンがほとんどなく、そういった商品が「お金を増やす」という役割を果たしているかは大いに疑問です。

 

元本保証と元本確保は、言葉がよく似ていますがその仕組みは違います。

 

元本保証が安心のように感じますが、リターンもないので投資や運用としての魅力はありません。

元本確保型の商品の仕組みを知って、長期目線で途中解約・換金しなくていい余裕資金で投資・運用を行いましょう!

 

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