30代終盤から40代前半にかけて、自分が人生で何をしたいのか、何のために生まれ、何のために生きているのか、ものすごく迷った時期がありました。
本来、こんな自分探しのような悩みは遅くとも20代前半で終えておくべきだろう・・・ と自分を恥ずかしく思いつつ、「個人ミッション」を作ることで、少しずつですが確実に、人生が変わっていく手応えを感じ始めました。
【もくじ】この記事でわかること
中心に据えるもので人生は変わる
30代終盤から40代前半、つまり「アラフォー」の時期、
- 何のために生まれてきたんだろう
- 自分は何をしたいのだろう
などと、人生に迷っていました。
そのころ、リーマンショックがあったり東日本大震災があったりと、「生きる」を考える機会があったこともその理由の一つだと思います。
なにもやる気がしなくてもう死んでしまってもいいかな〜 くらいのテンションで、毎日を過ごしていたんです。
そんな時、パーソナルコーチに個人ミッションの作成を勧められました。
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個人ミッションとは人生における理念と行動指針
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個人ミッションとは人生の中心に据えるもの
会社員の方は、お勤め先の会社に「企業理念」や「社訓」、「行動指針」というものがあります。
有名なものでは、ホテル・リッツカールトンの「クレド」がありますね。
それらを企業活動の中心に据えてお客さまや取引先にサービスを提供するものですね。
▶︎ リッツ・カールトン20の秘密―一枚のカード(クレド)に込められた成功法則
私についてくれたコーチによると 個人ミッションとはそれらと同じで、
自分の人生や生活の中で何を中心に置くかを言語化したもの
で、「中心に置く」とは言葉を変えると「最優先するもの」です。
個人ミッションを作ることは、
人生において最優先したいこと、つまりどんな生き方をしたいかを言語化するもの とも言えそうです。
満足度や幸福度高く自分らしい人生を送るために
わたしはなぜ、アラフォーのその時期、生き方に疑問を感じ迷いがあったのか。。。
会社員だった私は、
- 上司や会社の命令は絶対的なもの
- 嫌なら会社をやめるべき
という価値観が頭のどこかに常にありました。
でも、
- 本当はこんなことやりたくない
- 自分にはこの仕事は向いていない
という思いも強く、自分の思いや適性とは違うものを優先し、会社優先の原則で生きるうちに心身のバランスを崩していったんですね。
頭と心(理性と本能)が乖離してストレスを生み、病んだ状態になっていきました。
それが、人生においての迷いを生んでいたんですね。
それを見抜いたパーソナルコーチに「個人ミッションを作ること」を勧められ、それに従って判断し行動するように言われました。
個人ミッションは自分の価値観を基に作ります。
それに従って生きれば価値観に沿った人生を送れますので、人生に置ける充実度や満足度が上がるのは、当たり前のことすね!
アラフィフは第二の思春期
心理学で、40代前後(アラフィフ)世代は「人生の危機」と言われるほど、不安定な時期です。
例えるなら、心身のバランスが不安定な思春期と同じような時期ということです。
体力面、対人関係、思考の柔軟性において危機感を抱き、実際に行動を起こすかどうかは別にして、「一度きりの人生、やり直すには今しかない」と考える世代と言われます。
第二の思春期とも言われるアラフィフ時期に、
- どんな人生を送りたいか
- 何を人生の中心に据えたいか
を洗い出してみることは、これから先の人生において大きな意味を持つことになります。
迷いは人生における自分の原理原則がないから生じるのですね。
「個人ミッション」を作ってそれを基に行動を決定すると、ほとんどの悩みは解消されます。
個人ミッションをつくることをぜひお勧めしたいと思います。
人生の原理原則を知る
ーやっぱり役立つこの本ー
7つの習慣-成功には原則があった!
ちなみに、
人生に投資が必要だと強く感じたのもこの時期でした。
そのことについては、また別に書きたいと思います。