うつ状態になった時に現れた、体や心、行動の変化について、書いています。
この経験があったからこそ 健康が一番大事だと思えますし、生きていればなんとかなるもんだ! とも思えます。
【参考:投資を始めたきっかけはウツでした 】
【もくじ】この記事でわかること
うつになるとこんな症状や状態が現れます
風邪でも喉の痛みや咳、鼻水が出る・・・ などと症状がバラバラ、人それぞれのように、うつという病が引き起こすことやあらわれる症状は異なります。
なので、あくまで「一般論」でありながら「わたくし独自の症状」であるという前提で、こんな症状があったら うつかもよ。。。 という
物を書いていきます。
たくさんの症状が出ましたが、代表的なものを挙げると、
- めまい
- 眠いのに寝られない
- 胸のムカつき
- 耳鳴り
- 食欲や性欲がなくなる
- 胃のキリキリ
- 頭痛
- 手先の冷え
- 何かを破壊したい衝動
- 飛べそうな妄想
- イライラしたり無関心になったりを繰り返す
などがありました。
具体的には・・・
眠いのに眠れない でも「落ちる」
日々の睡眠時間が平均2〜3時間の日が続くと、眠いのに眠れないようになりました。
全く眠れない・・・ というわけではないのですが、寝つきが悪いし浅いので、目を覚ました時に猛烈なだるさが残ります。
また、寝たい時に眠れないのに、寝ちゃいけない時に「落ちる」ことも。
運転していて信号待ちで寝落ちし、後ろにクラクション鳴らされることも何度もありました。
事故を起こさなくてよかったです。
心筋梗塞の跡のようなものがあります
上で、「事故を起こさなくてよかった」と書きましたが、事故を起こしています。
夜中に車を運転していて寝てしまい、縁石に乗り上げるという物損事故。
幸い、車の前輪シャフトが曲がって廃車にしたくらいで人や道路の設置物(ポールや標識)に損傷はありませんでした。
この事故から随分あとの健診で心電図を取る機会があり、再検査判定のため病院に行くと、「心筋梗塞を起こしたような跡がありますが、覚えありますか?」と聞かれました。
そのときにパッと思いつくことはなかったのですが、後からよくよく考えてみると、居眠り運転による事故だと思っていたのは、心筋梗塞を起こし一時的に意識を失っていた可能性も否定できないとのこと。
以降、定期的に通っている医者にその経験を話したところ、そのように言われました。
メンタルの不調・うつ だから心筋梗塞を引き起こしたのではなく、過剰なストレスと疲れによって、その両方が引き起こされる可能性があるかもしれないとのことでした。
頭痛と耳鳴り 頭が重い感覚
突然、キーンと耳の奥がなり、頭痛がしてきます。
元々疲れると偏頭痛が出ることはあったのですが、それとは違った「どんより」とした痛みと重みを感じました。
耳鳴りは、その頃から今でも常時しています。(でも聴力は年齢の割に良いと検査の結果が出ています)
頭が重く、肩から背中にかけて緊張して筋肉がこわばるような感じがありました。
生きる気力がなくなる
食欲や性欲って生きる意欲と直結しているらしいのですが、それらがなくなります。
でもどこか冷静な頭もあって、食べなきゃ倒れちゃうよな。。。
の思いから、飲み込むのが楽なゼリー飲料やとりあえず甘い(カロリーが取れる)缶コーヒーの摂取が多くなりました。
性欲については、女性に・・・というよりは、ヒトそのものに対して興味がなくなりました。
あと、電車を待っているときに、「誰か後ろから突き飛ばしてくれないかな。。。」と頻繁に思うようになりました。
階段を上り下りするのが面倒で、登りは仕方ないにしても降るときは上から飛び降りることができるんじゃないかという思いに駆られました。
実際、階段の7段目くらいから飛び降りて、捻挫しました。
何をするにも面倒になるんですね。。
で、このとき、あまり痛みがなかったんです。
変な歩き方をしていると気付いて同僚が病院につれて行ってくれたのですが、「こんな状態でよく歩けましたね。」と言われました。
イライラと無関心
他人のちょっとした言動がイライラする。
他人のミスが許せなくなるなど、人としての許容量がなくなります。
人の気持ちに無関心になるのでとことん理詰めで追い詰めたり、あるいは助けを必要としている人を見捨てたり気がつかないふりをしてしまいます。
いや。。。
当時担当していた職場の派遣スタッフだった方々には、「ごめん。。」の気持ちです。
随分イラついた態度で接したり、改善すべきことを放置したりしました。
精神科やメンタルクリニック受診のハードルが下がればいいな
今思うことは、フィジカルとメンタルは連動していることも多いですが、別々のアプローチが必要なことも多いということ。
そして、フィジカルの不調がメンタルの不調から来ていることも多いということ(その逆も多い)
なので、
体の調子悪くて内科を受診して改善しなければ、メンタルの専門家に相談するなどするべきだということです。
いまだに
精神科や心療内科など、メンタル関連の受診は、ハードルが高いように感じます。
内科や循環器科に通院しているというと、大事にしてね! と言えますが、「明日、精神科に行くので休みます」と同僚や後輩に言われたら、どうですか?
「こいつ、ヤバいやつか?」と、ギョッとしませんか?
もちろん理性的な面では理解しているふりをしても、深層心理でどう思うか。。。 です。
メンタル不調はお金の問題を引き起こす
「依存症」はメンタルの不調そのものですが、お金の問題も引き起こします。
また、
「うつ なんて、現金100万円あげたら改善する!」
という人がいるように、お金の不安によって引き起こされることがあるのも特徴ですよね。
メンタル不調は何かに依存しやすいので、タバコやお酒、食べ物やギャンブルにお金を過剰に注ぎ込みがちです。(あるいは逆に執着が過剰になって人の物を盗んだり。。。)
幸い、私はそのようなことはなかったように思いますが、支えになっていたのは毎月定期的に入ってくる社債からの利回りでした。
投資は、将来に向かってコツコツと積み上げていくもの。
つまり、幸せや目標への階段をSTEP by STEPで実現への可能性を実感していけるものですので、そのおかげでかすかな明るい将来の光が見えるような気がして、それが支えとなりました。